設立趣旨

<設立趣旨>

21世紀の初頭、つくばエクスプレス線が開通し、流山市は急激な開発行為によって大きく変貌をしようとしています。
嘗て、千葉県が葛飾県として発足した時の県庁所在地であった当市は、社寺・旧跡も多く、昔の街並みも残り、利根運河や江戸川など豊かな水と緑に恵まれた歴史・文化の香る街であります。急激な都市化の波によって、これらの貴重な景観が消えることのないように注視し、“まちづくり”の質を高め景観の保全・形成や市民への啓発活動を行ってまいります。平成17年度の流山市都市景観形成基本計画策定に関与した「流山景観デザイン市民協議会」のメンバーであった市民有志が、その後に発足させた『流山景観デザイン研究会』として2年間、主として市民の景観への関心を高めるための活動を行ってきました。このたび、流山市景観条例が施行されるのを機会に、従前の活動を更に充実・発展させ、行政と市民の相互理解と協働を推進するため法人化にすることとしました。
 

  平成20年2月11日